「がんばらない」けど「あきらめない」 ～病気に負けない生き方～

諏訪中央病院名誉院長 鎌田實先生のお話に2000人の市民が耳を傾けました
平成18年3月11日（土）、名古屋市民会館大ホールにて、「第６回在宅療養講演会」を開催しました。（共催：名古屋市、後援：名古屋市医師会、名古屋市歯科医師会、愛知県看護協会、名古屋市薬剤師会、名古屋市社会福祉協議会）

「がんばらない」けど「あきらめない」と題する鎌田先生のお話は、地域医療の推進と地域社会づくりの実践を通して得られた、一人ひとりの人間・命への深い愛情とやさしさに満ちていました。そして、先生の「病気に負けずあるがままに生き、しかも希望は捨ててはいけない」という熱いメッセージは、2000人を超える来場のみなさんに深い感動と勇気を与えました。

当日は、講演会のほか、ロビーで在宅療養に役立つ情報コーナーを設けるとともに、在宅療養個別相談コーナーを設け、事業団の看護師、ケアマネジャーが市民の相談に応じました。また、鎌田先生の著書の販売やサイン会も催され、ロビーにはいつまでも市民のみなさんの明るい笑顔が広がっていました。

当事業団では、今後ともこうした在宅療養を支援する講演会を企画していきたいと考えておりますので、次の機会にもぜひともご参加くださいますようよろしくお願いいたします。