〒464-0025
名古屋市千種区桜が丘11番地の1 ソフィアビル 1階
TEL:(052)781-8343 FAX:(052)781-8346
分室 〒464-0008
名古屋市千種区宮根台一丁目4番24号 山内ビル1階
TEL:(052)726-8944 FAX:(052)726-8966
担当地域:上野・自由ヶ丘・千代田橋・東山・富士見台
星ヶ丘・宮根・大和
開設時間:月~金曜日午前9時~午後5時(祝日・年末年始除く)
千種区東部
いきいき支援センター
分室
所長の一言
コロナ禍でのいろいろな制限が緩和されました。これまでの制限により心身の影響を受けている方も多くみられます。私たちは、高齢者の方の健康・福祉・介護・医療の身近な相談窓口として、お困りごとに対応していきます。地域の皆様の声を聞きながら、介護予防を含め、認知症の知識の普及啓発等、さまざまな事業に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
新着情報
<今月の更新記事>
「家族教室」「家族サロン」「もの忘れ相談」「認知症サポーター養成講座」の記事を更新しました。
<今月のひとこと>
名古屋市内でも猛暑日になる日が増えてきています。この時期は、熱中症が心配されるため、しっかりと水分補給をし、外出時は帽子や日傘を利用しましょう。室内でも熱中症になりますので、エアコンを利用し、熱中症予防対策をしっかり行っていきましょう。
☆地域の方々へ☆
地域包括ケア推進会議・認知症専門部会とは、医師会や保健・医療・福祉関係者が連携することにより、認知症高齢者とそのご家族を地域で支え暮らしやすい社会の仕組み作りをしています。
地域包括ケア推進会議
令和5年6月29日(木) 14時00分~15時30分開催
第1回千種区地域包括ケア推進会議が開催されました。区内の各関係機関から13名の委員が参加されました。
事務局から令和4年度の活動実績の報告と令和5年度の取組について、説明が行われました。委員の方々から認知症教室など若い世代への普及啓発、参加促進の必要性や、認知症カフェの活動内容や運営頻度の活性化など、貴重なご意見・ご助言をいただきました。各関係機関が連携し、地域包括ケアをすすめてまいります。
認知症専門部会
令和5年6月1日(木) 18時00分~20時00分開催
第1回認知症専門部会を開催しました。各関係機関から13名の委員が出席されました。事務局から令和4年度の事業報告と令和5年度の取り組みについて説明を行い、その後委員による活発な議論が交わされました。
「千種区内の認知症カフェが増えている。どういう形態がよいのか検証し、今後のカフェ拡大や運営について検討が必要」「認知症について各機関の協力が必要。中学生など若い世代への教育が大切」など、これからの取り組みへのご意見・ご助言をいただきました。
次回開催予定:9月7日(木)18:00~
家族教室
認知症に関する知識・介護方法などの学習や介護体験者との交流を行います。
令和5年7月27日(木)13時30分~15時30分開催
第4回の家族教室は「認知症の人への関わり方を学ぼう」をテーマに、認知症対応型通所介護施設職員の方から、リアリティ・オリエンテーション、回想法、音楽療法など施設での取り組みや、個別性・尊厳に配慮したケアについてお話していただきました。参加者は、自分の接し方に当てはめて熱心に聴き質問されていました。
講師も交えた交流会では「日付がわかるように何か対策できないか」との介護者の悩みに対し、講師や他の参加者の方が「同じ悩みがある」「カレンダーと日付が表示される時計を一緒に置いてみてはどうか」と共感や助言をされるなど、活発に意見交換されていました。
次回最終回となりますが、今後も介護の情報提供や交流会を行っていきたいと思います。
次回開催予定:8月24日(木)13時30分~15時30分です。
家族サロン
認知症の方を介護する悩みや不安を介護者同士が話し合い交流を深めます。
令和5年7月19日(水)13時30分~ 15時30分開催
ご家族介護者6名、OB2名、ボランティア1名の9名が参加されました。新規の方から「ご主人のもの忘れが最近増えたことが心配。病院では『年相応のもの忘れ』と言われたけど。」と相談があり、母親の介護をされた方より、ご自身の経験からの助言がありました。また、姉の介護をされている方から相談があり、参加者から「頑張りすぎず介護サービス等を活用しては」とアドバイスがありました。
これからも話しやすい雰囲気のサロン作りに務めます。
次回開催予定:8月16日(水)13時30分~15時30分です。
もの忘れ相談
認知症の症状や治療についてお困りのことがありましたら相談ください。
令和5年7月18日(火)14時00分~15時30分開催
今月は1件の相談でした。
物忘れなのか、同じ話を繰り返したり、説明しても理解されなかったりする。誰かから監視されているとも話をされるため、今後の対応をどうしたらよいか、地域住民の方が困っているというご相談でした。
物忘れ相談医より、一番苦しんでいるのは本人なので、共感することが大切。精神疾患の可能性もあるので、専門医の診断が必要であると助言がありました。
物忘れに関する相談であれば、主治医の有無は問いません。かかりつけ医がある方もそうでない方も、ぜひご活用ください。
次回開催予定:8月22日(火) 本センターにて 14時00分~15時30分です。
認知症サポーター養成講座
「認知症サポーター」とは認知症について学び理解した、認知症の方やご家族の応援者です。
令和5年7月の開催は3回でした。
「地域支えあい」の講座として、地域支えあいのボランティアの方対象に養成講座を行い、参加者の方は皆さん熱心に耳を傾けられていました。
「認知症を理解し、接し方がわかって良かった」「その人の人格を大切にしたい」「認知症の人が住みやすい地域にしたい」など感想をいただきました。
認知症カフェ運営を目指すスタッフ対象に開催した講座では「地域住民でサポートや工夫をして補い合いたい。リングを手首につけて出かけます」と感想がありました。また、心理学を勉強する学生さんは地域や仕事で生かせるよう認知症について理解したいと参加され「本人の気持ちに寄り添って関わりたい」と笑顔で話されました。
「認知症になっても暮らしやすいまち千種」へ向けて、さらに多くのみなさんの講座受講をお待ちしております。
☆専門職の皆様へ☆
知識の向上やネットワークの構築を目的に様々な研修会を開催しています。
ぜひご参加ください。
ケアマネサロン
令和5年6月16日(金)13時30分~15時00分開催
今回は、『利用者さんのお悩み、薬剤師が解決します!~薬の視点から繋げる地域支援の輪~』というテーマで、地域の健康作りに貢献されている調剤薬局の薬剤師さんに講義していただきました。
参加者からは、「薬剤師の役割や制度について理解を深めることができた」「とても分かりやすい講義だった」「利用者のQOL(生活の質)向上のために、多職種と連携していくことが重要だと再認識できた」「今後は気軽に薬剤師に相談していきたい」といった感想をいただきました。
千種区☆名東区 認知症について学ぼうIN星ヶ丘テラス
令和5年5月27日(土)11時30分~15時30分開催
5月27日、「千種区☆名東区 認知症について学ぼうIN星が丘テラス」を開催しました。買い物中の親子連れなど幅広い世代の多くの方々が参加されました。学生を中心としたボランティアスタッフとともに、バルーンアートや認知症に関するクイズ・紙芝居を楽しみながら、認知症について理解していただきました。「遠方の認知症の母への接し方に悩んでいる。参考になり気持ちが楽になった。」「認知症の親を看取ったばかり。もっと早くこういうことを知りたかった。」などと掲示物に見入られました。
認知症は他人事ではありません。誰もが安心して過ごせるまちづくりへ向けて、それぞれができることを考えるきっかけになりました。