〒464-0025
名古屋市千種区桜が丘11番地の1 ソフィアビル 1階
TEL:(052)781-8343 FAX:(052)781-8346
分室 〒464-0008
名古屋市千種区宮根台一丁目4番24号 山内ビル1階
TEL:(052)726-8944 FAX:(052)726-8966
担当地域:上野・自由ヶ丘・千代田橋・東山・富士見台
星ヶ丘・宮根・大和
開設時間:月~金曜日午前9時~午後5時(祝日・年末年始除く)
千種区東部
いきいき支援センター
分室
所長の一言
令和4年4月から所長に就任いたしました仙田裕子です。千種区では、高齢者になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らし続けられるよう、本人の意思を尊重しつつ、「医療・介護・認知症施策・介護予防・生活支援・住まい」のサービスを一体的に提供することで、地域で支え合う仕組みづくりを進めています。いきいき支援センターは高齢者のみなさまの身近な相談窓口として、専門職が健康・福祉・介護などさまざまな面から支える機関です。お気軽にご相談ください。
新着情報
<今月の更新記事>
下記の記事を更新しました。
「認知症専門部会」「家族教室」「家族サロン」「もの忘れ相談」「認知症サポーター養成講座」「ケアマネサロン
<今月のひとこと>
桃の節句も過ぎ、風にも日差しにも春らしさを感じるころとなりました。道ばたの草たちにもつぼみがふくらみ、春の訪れを感じられます。
寒さで固くなった身体をほぐし体力を回復するためにも、外へ出て春を感じてみてはいかがでしょうか。花粉症の方は花粉対策も忘れずにお出かけください。
☆地域の方々へ☆
地域包括ケア推進会議・認知症専門部会とは、医師会や保健・医療・福祉関係者が連携することにより、認知症高齢者とそのご家族を地域で支え暮らしやすい社会の仕組み作りをしています。
地域包括ケア推進会議
認知症専門部会
令和5年2月2日(木) 18時00分~開催
第3回認知症専門部会を開催しました。各関係機関から18名の委員や関係者が出席されました。事務局から令和4年度の事業の活動報告と令和5年度の事業計画案について説明を行い、その後委員による活発な議論が交わされました。
認知症の新薬について、高額な検査で初期に発見された認知症に限り有効で、実用にはまだ時間がかかると説明がありました。地域の商業施設には認知症のお客さんが沢山来店していることを経営者が理解し対応することが重要、定期的な認知症の講座の開催が必要など、これからの取り組みへのご意見、ご助言をいただきました。
家族教室
認知症に関する知識・介護方法などの学習や介護体験者との交流を行います。
令和5年2月16日(木)13時30分~ 15時30分開催
下半期最後の家族教室は、認知症の人と家族の会の方による「介護体験を聴こう」というテーマで開催しました。6名の方にご参加頂きました。
講師の方より、介護の実体験について時折笑いを交えながら話をしていただき皆さん熱心に話を聴かれていました。「介護に正解はなく、100人いれば100通りの認知症症状や介護がある」と話され、「ほんとにそうだと思う」とご自身の実体験について話されました。
今回が今年度最後の家族教室になりますが、参加された方は「認知症や制度のことなどを知れてよかった」「他の参加者から実体験が聴けてよかった」「家族教室が息抜きの場になり、参加するとほっとします」などの感想がありました。
4月から第1回家族教室が始まります。参加希望の方やご興味ある方はいきいき支援センターへご連絡をお待ちしております。
来年度の第1回家族教室は、令和5年4月27日(木)13時30分~予定です。
家族サロン
認知症の方を介護する悩みや不安を介護者同士が話し合い交流を深めます。
令和5年2月15日(水)13時30分~ 15時30分開催
2月はご家族介護者5名とOB 1名の計6名が参加されました。
ご両親の介護をされている娘様より、『施設を頑なに拒否していた父親が入所できたが、一人になった母親はショートステイを利用し見守っている状況』と話され、参加者からは、『グループホームの入所もいいかも』等、色々と今後の生活についてアドバイスがありました。
また、介護者のストレス発散について、『展覧会など趣味活動に積極的に参加していると気が晴れるよ』などのお話があり、『使いすぎて敬老パスの利用回数がオーバーしてしまいそう』など笑いも交え、なごやかな時間を過ごされました。
今後も感染対策を行いながら、参加者が介護負担を気楽にお話することができるサロン作りを心がけてまいります。
次回開催は、令和5年 3月15日(水) 13時30分~予定です。
もの忘れ相談
認知症の症状や治療についてお困りのことがありましたら相談ください。
令和5年2月21日(火)14 時 00 分~ 14 時 30 分開催
今回は、認知症のご主人を介護している奥様が来所されました。
「今年に入ってから、物忘れが進行している。食事に関する執着が強く、あるだけ食べてしまう。食べ物を探し回ったり、食事を食べていないと何度も訴えるため、家族はイライラしてしまいとても疲れている。どう対応したらいいか分からないので教えて欲しい」という相談内容でした。
担当医からは、「かかりつけ医に相談し、認知症の精密検査を受けた方がよい。早期診断、早期治療に繋げていくことが大切。また、ケアマネジャーに相談し、ショートステイ等のサービスを利用することで、家族が休息をとることも必要。認知症は記憶力や判断能力が低下する病気。本人に強い口調で接し納得させようとする対応は逆効果。優しくゆっくりとした口調で、心配していることを伝えることが、ご本人の安心に繋がります」と助言がありました。
認知症サポーター養成講座
「認知症サポーター」とは認知症について学び理解した、認知症の方やご家族の応援者です。
令和5年2月の開催は2回でした。
今月は、地域の銀行と市営住宅集会所でキャラバンメイトによる認知症サポーター養成講座を開催しました。いつでも自分が、同僚が、お客様が、隣人が認知症になりうるという現実に驚いた様子もみられましたが、講義を聴くなかで、認知症になると何もできなくなるのではない、できることはたくさんある、それを続けられる家庭や地域にしていきたい、という感想をいただきました。近くのスーパーの店員や地域住民、その他たくさんの人にも講義を受けてほしいと要望をいただきました。講座を受けたあとのサポーターの活動の場も広がっています。
受講希望の方は、お気軽にいきいき支援センターにお問い合わせください。講師の派遣や開催場所の提案も行います。
次回定期開催は、令和5年3月28日(火) 14時00分~予定です。
☆専門職の皆様へ☆
知識の向上やネットワークの構築を目的に様々な研修会を開催しています。
ぜひご参加ください。
ケアマネサロン(ほっとタイム)
令和4年10月21日(金)13時30分~16時00分開催
今回は、東西いきいき支援センターの合同企画でした。「ケアマネジャー視点で考える防災知識」というテーマで、2人の主任ケアマネジャーの企画で進めていきました。災害時に使える豆知識や便利技、ローリングストックなど、実際にケアマネジャーが準備した防災グッズについて話がありました。その後グループワークで千種区内の地図に水没の危険がある箇所や混雑が予想される道路について話し合いながら、ハザードマップ作りをしました。また携帯できる防災グッズについて他に何があるかをグループ内で話し合いました。事後のアンケートでは「作業を通じてケアマネ同士が話をする機会が持てた。具体的な内容でとても勉強になりました。千種区内のことを改めて見直す機会になりました。」と意見をもらいました。今後も地域で役立つ内容を企画していきます。
次回開催は、令和4年12月16日(金)13時30分~予定です。
市民シンポジウムのお知らせ
令和4年11月12日(土)13時00分~16時00分開催予定
第一部は「認知症の予防と共生」について、遠藤英俊先生による基調講演。第二部は「認知症の予防と共生を考える」シンポジウムを開催します。事前予約制です。詳細は「千種区認知症地域連携の会」ホームページをご覧ください。ご参加お待ちしております。